小説を書いてみようと思う

引用元:小説を書いてみようと思う
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1376070410/

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:46:50.12 ID:6ZD54e/p0

コツ教えろ
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:47:50.24 ID:rfyb/CDa0

なんも考えず書いたら絶対あらすじみたいになるから注意しろ
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:48:38.72 ID:DcKL0BZqT

プロットを作る
ページ配分を考える
完結させる


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:50:30.13 ID:W7U/lKY3i

簡単な起承転結を先に作って
それに肉付けしていって
最初は短くて良いからしっかりした小説を作って徐々に長い作品を手掛けて慣れて行けば良いんじゃね
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 06:18:12.57 ID:Y0e0VdXzP

>>7
これ

まずは短い話から始めて、完結させる癖を付けつつ徐々に長編にして行くと良い
あと、好きな作家や世間的に評価の高い作家の小説の模写も結構有効

とりあえずSS(VIPで言うSSじゃなくて、星新一に代表されるアレ)でも書いてみたらどうよ
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:55:33.00 ID:HARJGh8JO

全ての登場人物の半生を100文字以上で書け
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 02:56:04.94 ID:jtBxg6Y80

起承転結
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:07:06.71 ID:Mf+JrBHQ0

起承転結だの、プロットがどうだの、そんなことを気にするのはある程度書けるようになってからだ
まずは、ワンアイディア、どんな形でもいいから文章に起こしてみることだ
人はそれを見て「これは小説ではない、詩の出来損ないだ」というかも知れない
詩の出来損ないで結構、そもそも文章の形をとっている作品で、作者がこれは小説だと主張しているものを小説でないと否定できる人間などいない
だが、少し時間をおいて、よく見返してみるといい
これは、本当にお前が書きたかったものなのか、どうか
フィードバックというプロセスは常に有効だ
こんな物を書きたかったんじゃない、自分にはもっと理想とすべき完成像がある、ただ、今の自分の実力ではそこまで到達できない
そう思ったときに、はじめて人の意見に耳を傾ければいい
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:08:15.05 ID:e8gWf0r40

日記的なものじゃないなら漫画のほうが良いよ
文章よりは他人に見てもらえるから
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:13:35.14 ID:HpzLHFww0

小説を書きたいならまず文章の書き方からだな

日本語の作文技術
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:18:20.30 ID:hSetKD/v0

相反する存在をミックスさせると話ができやすい

例えば「読め無い本」
ここからどんどん妄想を広げていくといい
なんで本なのに読めないの?
呪いなど、物理的に開かない、古代文字などはありがちなのでNG
理由が科学的・現実的であると面白くなる
アイデアが大事だと思う
小説家でも文章が下手くそなやつもいるから、読みやすさを重視するといいと思う

余談だが伊坂幸太郎と道尾秀介は文体がよく似ていると思う
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:26:10.21 ID:fmE1F1Qp0

じゃあ皆で文章の練習しようぜ
それを特定する名詞を使わずにある物を連想させる文章を書く練習
例えば夏だったら夏って言葉を使わずに夏を連想させる短文を書くってやつ

学生の頃世話になった国語の先生に教わった練習法
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 06:06:59.85 ID:5j7pNO590

>>31が楽しそう
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 03:42:13.37 ID:XnC71HSiP

書いてるうちに読みやすさって何だろうってなるけどな
結局自分の好きなストーリーと文体で、巧くて面白けりゃ良いんじゃないかな
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:10:21.60 ID:HpzLHFww0

>>33
ストーリーや文体によって合う合わないはあるけどやっぱり文章力がある人の方が読みやすい
小学生の読書感想文と高校生の読書感想文で比べるとやっぱり高校生の方が読みやすいだろ
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:13:30.86 ID:XnC71HSiP

>>39
そりゃそうだ
別に文章力やら努力やらを全否定しているわけじゃないよ
ただ文章力があるかないかってのも読者によって違うから、
最終的には自分で満足したものがベストってのに落ち着くと思うんだよ
まあワナビのうちから自分に満足してたら終わりなんだけどさ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:31:54.63 ID:HpzLHFww0

>>40なるほど
それは正しいだろうな
見直し、熟考、書き直しを何度も繰り返さなければいいものは生まれないだろうし、そういうものにこそ満足できる
これをせずに満足するやつはまずデビューできないだろうな
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:33:38.57 ID:P8qB56WE0

何でお前らはいつも文章力とか構成とか最初に形式から拘んだよ?
普通は「これだけは絶対に伝えたい」っていう部分から入るものだろうがよ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:36:27.02 ID:HpzLHFww0

>>42
文章力がなければ伝えれるものも伝えられないだろ
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 05:58:41.42 ID:HpzLHFww0

そういえばみんな書くまえに取材はするのだろうか
俺は忙しくて時間が取れないからいつもずさんになるんだけど、みんなはどうしてる?
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 06:00:47.18 ID:XnC71HSiP

地元を書いてるから取材はしないかな
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 06:02:30.50 ID:utbKFI3J0

取材は金が尽きない範囲でやりゃいいんだよ
「どこまで取材すればいいのかわからない」は論外
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 06:12:54.35 ID:d5nK8gy6O

とりあえず書きたいストーリーが無いと書けないよ
書きたいモノがあるなら書きたい部分から書いてみな
楽しく書けるから
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 07:01:22.72 ID:qb9jNtNI0

小説読むなら森村誠一か若い作家なら道尾秀介をオススメする
ミステリーが好きだったらだけど
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:30:36.78 ID:3yOLaOQh0

Q、小説を書いてみようと思う コツ教えろ

A、まずストーリーを「始まり」「中盤」「完結」の3段階に分けます
この3段階で

序盤→導入
中盤→期待
完結→満足

とします。

序盤で読者を作中に導入し
中盤で完結に向けて期待させ
完結で満足させるのです

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:41:35.49 ID:3yOLaOQh0

>>138の続き
序盤での読者の作中への導入の方法

ここで重要になるのは設定の深さよりも
作中で起きる事柄、事件だの出来事だのといったことが重要になる

登場人物が魅力的なことは重要だが
本当に重要なことはその登場人物に起きる出来事である

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:46:04.22 ID:onl1CmoG0

>>138
日本って3幕構成じゃなくて4幕構成じゃなかったっけ?
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:48:46.88 ID:Y0e0VdXzP

起承転結を基本として、起承転転結とか、起転結みたいなのもありっちゃあり
>>138は承と転を期待と纏めたんちゃうか
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:10:14.65 ID:3yOLaOQh0

>>138を元にしてありがちなラブコメを構築してみるか

序盤
主人公、ヒロイン全員、その他脇役等も全員顔見せ。大まかな世界観やキャラも揃う
いかにもメインヒロインになりそうなヒロインを一人用意しておく
高校2年生、先輩、後輩、女教師、近所のお姉さん、幼馴染、風紀委員といろいろ出せる

中盤
メインヒロインと良い感じになるも何故か他の女の子からアプローチがあったり
修学旅行に行ったり、2人でデート?かと思ったら登場人物が全員ついてきたりして
すっかり作中の心地良い人間関係に慣れる

完結
卒業式、もしくは終業式で区切りになるところで引越しとかそういうイベントが発生

即席じゃこれ位までしか思いつかねえ(´・ω・`)
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 11:13:26.92 ID:6T7QhltW0

>>138で一番分かりやすいのは水戸黄門だろうな
序盤、中盤、完結がはっきりしてる上
序盤は一行が談笑しつつ、事件の導入を入れる
中盤は一行がその事件を調べて真実が分かる(お代官様と越後屋が人身売買に関わってるとかそういうの)
完結は一行が悪役を懲らしめ
    (助さん角さん懲らしめてやりなさい→印籠)で〆
   で、エピローグ(大体は次の町へ向かうところになる)
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:54:24.69 ID:XNRBJ8Iu0

お前ら的外れすぎワロタ
読みやすいだけの文章なんてクソだろ
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 08:54:40.46 ID:3yOLaOQh0

序破急の三幕構成は起承転結の四幕構成とともに
小中学校の作文技法で習うだろ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8F%E7%A0%B4%E6%80%A5

色々と手が抜けない序盤に関してもっと具体的に書くと序盤では

起きた出来事に対して○○(登場人物)が
何をするのか、それは何時、どこで起きたのか

それが起きた理由や方法が判るのは中盤
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:01:20.66 ID:onl1CmoG0

そうか三段構成とかもあったな
ハリウッドは三幕構成なんだっけか
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:18:39.56 ID:H2XlxW960

起承転結でも序破急でもなんでもいんだけどさ
冷静になって考えてみ?
始まって、展開して、終わるのなんて単なる常識だろ?
本当にそんなこと今さら確認しなきゃいけないことか?
と、こういう流れになるたびに思う
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:24:17.94 ID:XNRBJ8Iu0

マジレスすると冒頭三行以内に矛盾か詩を入れろ

ここでいう矛盾とは「場の状況や文法的にそぐわない組み合わせの文や語」とする
さらにその抽象度を上げれば詩の文章に近づく
一読して意味の分からない文から始めるのがまず重要だ
読み手にはまず疑問符を与える必要がある

で、そこから五行以内に先の矛盾や詩に暫定的な解説を加える
先ほどの疑問に対して何らかの答えを出し、読み手にうなづかせる
と同時にそれまでを前提とした次の疑問符を作っていく
こうすることで「疑問→解説」を引き金にして読み手を文章の流れに乗せることができる

島田雅彦のいう「WHYとBECAUSEで進めろ」とはこのことだ
あるいはカート・ヴォネガットのいう「すべての文章は新情報か解説にせよ」とも通ずるだろう
分かりやすい文章で分かりやすい事実をただ伝えるだけでは、それこそオ●ニーにすぎない
適度な分かりにくさとその緩和で波を作るのが、読み手を文章に引きこますために必要だ

このレスでもそれを意識して書いている
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:31:44.45 ID:3yOLaOQh0

>>157
せやかて工藤

一読して意味の判らない文章から始まったら
ぬるい読者はそこで読むのをやめてまうんやないか?

誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのようにしたのかを
まず書くのが冒頭やと思うんやけど
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:40:52.21 ID:XnC71HSiP

>>157
わかってるけど難しいよね
それとそのすぐ後に説明~ってのは嗜好の範疇な気がしないでもない
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 10:09:13.76 ID:XNRBJ8Iu0

>>170
エンタメなら説明は必須よ
逆に現代詩だって比喩に対する比喩って重ね方はある種の説明といえるし
あと、最初の引き金疑問符をいかに縮めるかってのは文学エンタメ関係なく大事だと思ってる
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:36:07.76 ID:u3Fl7+gQ0

>>163
この場合の意味が分からない文章は、逆に読者を引き込む効果があると思う
例えば俺の好きな冒頭文に「日の出通り商店街を歩いていると、天ぷら屋が襲ってきた。」ってのがあるんだが、
これを読んだ瞬間「わけわかんねえwww」となりつつもつい続きが気になってしまうすごいいい冒頭文だと思うんだ。
これが日出通り商店街は商店街のバトルが盛んで~みたいに説明から始めてまうと印象が弱くなる。
冒頭文は何より掴むのが大事だから、矛盾や疑問を感じさせてそこで引き込むべき

極論言えば聖書の冒頭みたいなのは最悪だと思います。説明されても予備知識ないし全然頭に入ってこない。

白いメリ-さん
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:44:57.69 ID:H2XlxW960

>>166の例を見て気づいたが、
要するに「文意」のわからなさと「その文意の状況が出てくる事態」のわからなさは違うってことだな

「商店街を歩いていると、天ぷら屋が襲って来た」はその意味自体は明白、絵がパッと浮かぶが
どうしてそんな事態になったのかがわからないので先が気になる

他方ここで「わからない」と批評されてる文は、先ず以てその文意が不明で、
どんな状況を描いているのかもわからなく、先なんて気にすることができない
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 10:23:35.97 ID:XNRBJ8Iu0

>>172
そうそう、わかりにくさにもいろんな理由があるの
要は、何に対して矛盾を起こすかっていう

まず文法レベルの矛盾
「春が二階から降ってきた」
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」だっけ
この矛盾は「春」という概念は「二階から(物体として)落ちてくる」ものじゃない、というもの

それから意味レベルでの矛盾
「吾輩は猫である」
もう今となっては矛盾と呼べないほど定着したあれだけど
この矛盾は「猫がしゃべるはずない」という点で意味レベルかと

もっと広いのは作品(ジャンル)レベルでの矛盾
さっきの「天ぷら屋が襲ってきた」はこれに含むこともできると思う
タイトルが「商店街いきいきデー」で、わざとほんわかした雰囲気にしている
そこで一行目から穏やかでない文を入れ、確実に矛盾を起こす

これらの矛盾はすべて
「読み手が、読むまでに持った予想やイメージ、固定観念」
に基づいている
タイトルや文字の配置など、「意味を読む以前の問題」を意識した上で、
いかにそれを利用できるか、それが冒頭をつくる定石だと俺は思ってる

もっとも川端の雪国みたいな例外もあるけどね
矛盾で不意を突いて引きずり込むのが絶対とは言わんさ
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:31:45.18 ID:u3Fl7+gQ0

読みやすい文章って単調で説明の豊富な流れに沿った文章じゃなくて
一文の中に引っかかりがない文章ってイメージ
曲線で考えると、なだらかに滑って行ったところにいきなり段差が入ったりしないのが読みやすい文章
矛盾や叙述トリックみたいなのは曲線の曲がり具合であって、その曲線をいかにカクカクにならないように書くかが作家の腕
みたいな感じだと思ってる。
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:33:54.13 ID:FXQXVJf80

あと、辞書の類を手元に置け
図書館で各種辞書を積み上げて書いてた時期もあった
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 09:43:20.51 ID:FXQXVJf80

わけのわからん状況のOPで始まって、作中ですこしづつ明かしていくのもなかなか面白い
実に先が読みたくなる。
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 12:04:29.14 ID:f6wTDHzrO

矛盾を際立たせるには、その他を整理しておかんとならない

大事なことなので再掲しました
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 14:09:08.59 ID:jpno1ri30

好きな映画とかアニメを文章にしてみるとか
ノベライズと違って、アレンジとか一切なしで。
文章力の練習になるよ
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 14:14:50.49 ID:6T7QhltW0

>>243
やってみるかなあ
バトルシーンがここまで書けんのはヤバイ
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 15:27:28.62 ID:Y0e0VdXzP

まだ残ってたのか
なんか短いの書くからお題くれよ
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 15:31:22.48 ID:7e0Gbxtd0

>>273
ティッシュ箱

俺にもお題くれ
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 15:31:48.49 ID:6ZD54e/p0

>>275
ひげ剃り
283 :ひげ剃り 2013/08/10(土) 16:10:37.60 ID:NIQuUll20

かけたよー

 俺はアマゾネスと化した。今朝家を出る前のことだ。
早くに目が覚めた俺は、朝日の差し込む部屋でまず熱いコーヒーを一杯、それからリンゴを食べようとしてやめた。
手に取ったときに表面をカビが覆っているのに気づいたからだ。
一人暮らしの俺が腹を壊しては一大事だから、すぐくずかごに捨ててしまった。
けれど起き抜けで腹が減ってはいる。
冷蔵庫を漁ってみると何もなくて、くずかごから拾い上げたこのリンゴ、よくよく見てみればカビだと思ったものは細かい毛のようにも思える。
少しの間考えたけれど判断がつかないから、先に出かける準備を済ませておくことにした。
頭の中を毛だかカビだかのことでいっぱいにしながら、まず向かったのは洗面所、気がつくと鏡の前でランニングを着た男が髭をそっていた。
傷つけぬよう丁寧に剃刀を滑らせて、水でクリームを落とす。
何だか胸の辺りがこそばゆくて、剃った髭がシャツの中に落ちてしまったに違いない。
上着をめくると乳毛が伸びていた。ついでだからこれも剃ってしまおう。
刃をあてがって引くと同時に、
「ぐぎゃあっ」
思わず悲鳴を上げた。胸元から血が溢れる。
小さな肉の塊が洗面台に落ちて、排水溝へと流れ去っていった。
鏡の中で男の顔は真っ青になっていた。

 部屋のテーブルについて、白く変色したリンゴをじっと見やる。
ギリシア神話に出てくる蛮族の女戦士アマゾネスは、弓をあてがうためにその右の乳房を切り落とすのだという。
我が乳首は剃刀の刃に敗北を喫した。俺だって今はアマゾネスだ。
リンゴを掴み取り、皮のついたままそれを一齧りした。
後で会社で吐いた。
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 16:20:40.67 ID:GjJpI7BUP

>>283
りんごの毛とアマゾネスには何の因果関係があるのか
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 16:22:39.79 ID:NIQuUll20

>>290
ない
なんかもっと自分を奮い立たす何でもやってやるぜ的な心情を書いてリンゴを食べさせようと思ったけど
飽きた
304 :【10000m】 2013/08/10(土) 16:37:19.63 ID:EefmiXfO0

小説書いたから評価よろしく!


冒頭中の冒頭です。
305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 16:48:57.29 ID:R0RbH3Et0

>>304
「便所に篭っていると、自然に腹の痛みがおさまると、」
とか
「5分程車を走らすと、自分の仕事に入ると思うと、」
とか、
「~と、~と、」って2回続くのおかしいよ
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 17:01:27.70 ID:Y0e0VdXzP

http://www5.pf-x.net/~wannabees/cgi-bin/upload/src/si3358.txt
ティッシュ箱書いたぞオラ

こまけえことはきにすんなよ
311 :蝉の死骸 2013/08/10(土) 17:09:49.33 ID:NIQuUll20

 どう考えても無理。それが俺の下した結論だった。
机の上には蝉の死骸が、文字通り散らばっている。
あるものは尾部が粉々に砕け、またあるものは足の先が折られ、原形を留めているものは一つとしてなかった。
また、一方には蝉の抜け殻が大量に転がっていて、こちらも大半が崩れてしまっている。
いずれも俺が街を歩いて地道に収集してきたものだった。
そばの虫かごを開けると、そこにもやはりぎっしりと屍骸や抜け殻が収まっている。
管理が雑なせいでこちらも大体が崩れてしまっているけど、もともと数が多いから、元のままのものを見繕うのはそう苦ではなかった。
形を留めているものは机の上に出して、無駄なような気もするけれどもう一度試してみる。
成虫の屍骸をピンセットでつまんで、抜け殻の背中に押し込む。押し込む。
バリッ。紙を皺だてるような音を立てて、抜け殻はつぶれてしまった。
やはり何度やったって変わらない。蝉の成虫は蝉の抜け殻には収まることはないのだ。
とすれば、だ。この蝉どもは一体どこから飛んで来るのだろう。
そしてこの抜け殻には元々なにが収まっていたんだ?
ひとまずもうこの実験はやめにしよう。
机の上の屍骸や抜け殻を掃って、虫かごに詰めておく。
すると屍骸の山がもぞもぞと動いて、見ると抜け殻だと思っていたものの一つが中から這い出てきているではないか。
一匹だけ中身の入った幼虫がいたのである。ならば話は早い。
この幼虫の羽化する場面を直接目に出来れば、実際は抜け殻からなにが出てくるのかを確かめることができるはずだ。
よくよく見れば幼虫は背筋が開きかけ、中から何か現れようとしている。
やがて出てきたものを見て、俺は思わず身をたじろいだ。
それは人の目玉だった。窓の外で蝉が鳴いている。
318 :【10000m】 2013/08/10(土) 17:32:33.72 ID:EefmiXfO0

最近の小説って自分視点なの?
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 17:34:39.70 ID:7e0Gbxtd0

俺は自分で一人称は現実的、三人称は非現実的の区分をつけて書いているわ
あとは必要に応じて作品で変えていく
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 17:55:05.80 ID:Y0e0VdXzP

>>318
というか、何を書きたいかで普通使い分けるだろ
一人称は、本人の心理描写は簡単かつ詳細にかけるが
他の人の心理や描写は「見えてるものしか書けない」から、制限が加わるので難しい
三人称視点はその逆
あと、書ける物が多い分「何を書いて何を書かないか」を取捨選択しなきゃいけないって言う難しさがあると思う

細かく言い始めたらキリが無いが、それぞれ一長一短だから自分の書きたいものに合わせて選ぶべき
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/10(土) 23:04:08.88 ID:OUmvuRRH0

小説での言葉っていうのは、絵でいうところの絵の具だと思うんだよね。
小説において難しい言葉を使わないでっていうのは、
絵でいうと緑は使っていいけど黄緑は使っちゃダメって言われてるのと
同じだと思う。

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